Manjaro+Windows10デュアルシステムのインストール

準備作業#

ハードディスク：Samsung 970 EVO 512GB、Crucial 1TB.

プラン#

	Windows	Manjaro
Samsung 500GB	200GB（C:/）	300GB（/）
Crucial 1TB	300GB（D:/）	700GB（/home）

Linux システムでは、ルートディレクトリ（/home ディレクトリを除く）のサイズは通常大きくなりません。ソフトウェアが生成するデータのほとんどは~ディレクトリに保存されます。
Windows システムディスクは大きめに割り当てる必要があります。Windows は実行中に仮想メモリをシステムディスクのスペースに使用し、ユーザーのデフォルトの場所も C ドライブにしか設定できません。

Manjaro のインストール#

Tips：

新しいバージョンの Windows では、Linux grub への破壊を解決済みのため、grub を手動で修復する必要はありません。したがって、2 つのシステムのインストール順序に制約はありません。
Linux のフルディスク暗号化を使用すると、パーティションを自由に変更することはできません。

適切な Manjaro イメージをダウンロード#

Manjaro 公式ウェブサイトから最新バージョンのイメージをダウンロードします。3 つのデスクトップバージョンがあります：KDE、Xfce、GNOME。
個人的には KDE を使用しています。
その後、イメージバージョンを選択する必要があります。通常版、最小版、最小 LTS 版があります。通常版にはソフトウェア（Steam を含む）がプリインストールされていますが、最小版および LTS 版には必要なソフトウェアのみがプリインストールされています。

Manjaro のパーティション作成#

カスタムを選択してパーティションを作成します。
300M のパーティションを作成し、Flag=boot、パーティションフォーマットは ext4 にします。
300G のパーティションを作成し、「/」にマウントします。パーティションフォーマットは ext4 です。
700G のパーティションを作成し、「/home」にマウントします。パーティションフォーマットは ext4 です。
残りは空白のままにします。

その後のインストール手順では、ディスクの暗号化を選択しないことをお勧めします。選択すると、将来の Linux パーティションの変更に影響を与える可能性がありますが、より安全にすることができます。

Manjaro の初期設定#

ネットワークカード

最新バージョンのネットワークカードは、イメージにドライバが含まれていない場合があります。ワイヤーを接続してから設定でインストールする必要があります。ワイヤレスネットワークカードが認識されない場合は、ネットワークカードのメーカーウェブサイトでサポートを求める必要があります。
グラフィックカード

通常、グラフィックドライバの問題は発生しませんが、発生した場合は上記と同様です。
画面の輝度が記憶されない

参考：別のブログ記事
ソフトウェアソースミラーの設定

Arch CN ミラーを追加しないことをお勧めします

Windows のインストール#

Tips：
ここでのインストールイメージは Manjaro でダウンロードすることをお勧めします。Linux では、Microsoft の公式ウェブサイトにアクセスして対応するバージョンのイメージの直接ダウンロードリンクを取得できます。一方、Windows では、Windows Update Assistant しかダウンロードできず、第三者のダウンロードサイトから提供されるイメージは完全に使用しないでください。

インストールイメージを USB フラッシュドライブに書き込む#

2 つの方法があります：PE を使用する方法と ISO を USB に書き込む方法。

PE を使用する方法#

Ventoy を使用することをお勧めします。
公式ドキュメント

ISO を書き込む方法#

USB フラッシュドライブを挿入します。
root 権限で実行します。
```
 dd if=windows.iso of=/dev/sdb bs=1024k status=progress
```
if : イメージファイルの場所

of : 書き込み先のデバイス

bs : 1 回の読み取りごとのバイト数

status : 進行状況を表示

USB から起動する#

USB フラッシュドライブを挿入します。

Ventoy PE を使用する場合#

BIOS でセキュアブートを無効にし、USB からの起動を優先するように設定します。
再起動します。
上下キーで読み込むイメージを選択します。
Enter キーで Windows のインストールを開始します。

ISO を使用する場合#

BIOS でセキュアブートを無効にし、USB からの起動を優先するように設定します。
再起動します。
Windows のインストールを開始します。

注意すべき問題#

Linux のパーティションサイズの操作は、Linux Live CD 環境で行うことをお勧めします。直接 Windows のパーティションソフトウェアを使用すると、重大な問題が発生する可能性があります。
逆の場合は基本的に問題は発生しません。
デュアルブート時に、システムの時刻は異なる方法で取得されるため、Windows または Linux の時刻を調整する必要があります。

参考資料